バスティン・メソードってなあに?

バスティン・メソードは、1970年代にアメリカのジェーン&ジェームス・バスティン夫妻により、創始・開発されました。

世界14ヶ国語に翻訳され、全米1位の売上を誇っています。

指導者は常にゴールから逆算し、生徒ひとりひとりの道のりを考える逆算式の指導法です。

それに基づき、数々の工夫いっぱいのグッズやカードを使って楽しくレッスンが組み立てられています。


指マット

楽譜を読む前に、指マットの番号を見て瞬時に指を動かせるようにすることで、

正しいフォームで正確に指を動かす訓練をします。



導入期より全調の導入

バロック・古典・ロマン・近現代の作曲家は、曲の精神性により調を変えていました。

ヘ長調は調和、ニ長調はエネルギッシュなど、調のもつ色・表情があります。

調による音表現を感じられるようになるため、導入期から簡単な曲を全調で弾きます。



リズムカード

リズムをたたく時、一番大切なことは、同じ拍の速さを感じながら流れにのって打つことです。

CDに合わせリズムカードを打てるよう、楽しいのりのいい音楽に合わせてたたきます。



連続24枚フラッシュ読みワーク

24の音符が書かれているワークを、タイムを計ってできるだけ速く読めるようにします。

そして読めた音をピアノで弾きます。



プレリーディング譜の導入

リズムと音の高低をイラストとあわせて玉線譜を読む準備段階の楽譜です。

音符に指番号と音名が書かれ、音符が宙に浮いたかたちです。

このプレリーディング譜を使うことによって、はじめから10指を使って弾く満足感を味わうことができます。